太陽双子座入り「これまで」と「これから」の狭間で。天体逆行祭りの夏

2020-05-20

緑濃く光が強い季節と、なりました。

明日20日夜に、
太陽は双子座に入ります。

コロナ渦も長く続き、
緊急事態への緊張と未来への不安にさえ、
もう食傷気味、
飽きてきたころ、、と言ったら不謹慎かな。

5月は、
11日には土星、
13日から金星、
14日には木星と、
天体が、次々と逆行を始めています。

冥王星は4月末からすでに逆行中。
いまは、4つですね。

6月には水星が、
遅れて海王星も逆行。
8月は天王星も。

・・入れ替わり立ち代わり、
これから夏いっぱい「逆行祭り」の感。

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星々が後ろ向きに進む
「逆行」はご存知のように、
「天動説」をとる占星術の、
「地球から見た」ときの運行です。

でも、天の星たちは
軌道上をただ粛々と進んでいる。

「天にあるように、地にもある」
というフラクタルな
宇宙原理で考えれば。

・・私たちの、
今ここの現実の状況や気持ちは、
行きつ戻りつして何も進まない、
混沌・混乱しているように
見えるけれど、

宇宙視点では、
ちゃんと予定通りに
進んでいる、ということ。

私は、天体の逆行を想うとき、

家庭科で習った
「半返し縫い」を思い出します。

強くしっかりした、
ほつれない縫い目をつくるため、

まっすぐ縫い進まずに、
半分戻って重ねて縫ってから、先へ進む。

あるいは。

階段で言えば、踊り場。

「ここまで」と
「ここから」を一直線で繋がずに、
ひと休みできるところ、
落ちても止まるところを創っておく。

ここまで来た道を振り返って確認し、
進む先を見渡して、準備をする、
そんな場所。

この夏私たちはそんなところに、いる。

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逆行メモ】

冥王星 4月26日~10月4日
土星  5月11日~9月29日
金星  5月13日~6月25日
木星  5月14日~9月13日
水星  6月18日~7月12日
海王星 6月23日~11月29日
天王星 8月15日~来年まで
9月火星、10月水星

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歓びや美意識、
お金や恋愛(金星)についても

事務作業や人との
情報送受信(水星)についても

深い集合意識のレベル
(海王星・冥王星)でも

現実的な社会のいく末
(土星・木星)についても

既成価値の変革
(牡牛天王星)についても

この夏。私たちは
確認振り返り作業と、
次への準備の時間をもらっている。

2020年は、
大きな時代の変わり目。

何年も前から
そう書いたり話したりしてきました。

1月の冥王星×土星合、
目に見えないレベルで起きた
社会の根底からの破壊と再生。

3度の冥王星×木星合を経て、
12月の木星×土星合
(グレートコンジャクション)から
新たに始まる、新しい社会の枠組み。

(昨年末に大きな流れを書きました。★コチラ

そんな
大きな大きな時間軸の、
踊り場にいる夏、になります。

星々は、
それぞれにテーマやwantsがあって、
それに費やす時間軸も異なっています。

大きな歯車(トラサタ天体/
冥王星・海王星・天王星)と、
小さな歯車(個人天体/
月や太陽、水星・金星)と
中くらいの歯車(社会天体/
火星・木星・土星)が、
それぞれのスピードで進む途中で噛み合って、
時に葛藤し、
時に連携しながら、テーマとwantsを進めています。

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ひと月に1周回る歯車の月と、
1年に1周回る太陽が
意志を合わせる新月は、月に一度の小さなスタート。
今月は23日、双子座3度で新月。

新月部分は2Hにあり、水瓶土星にしっかり支えられています。

山羊座の木星ともトラインをとりますから、

自分のホロスコープの、
この新月が起こる位置のハウステーマにおいて、

なにか新しい学びやコミュニティ活動を始めると、
現実的な形となりやすいでしょう。

これは、
大きな流れの中にある
小さなスタートを応援する配置。
どうぞ、次への小さな一歩として、利用してくださいね。

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