すべては、助産院から始まった～光の手を持つ人との再会

 

私がＹＯＧＡを始めたのは
40歳前に体調が大崩れした時ですが、
根底には、長男を生む時に助産院で観た
「お産ビデオ」の存在がありました。

母親学級で見せられたビデオには、
深い深い息をフーっと吐いて、
静かに出産する女性が映っていました。

「ヨガをなさってる人だからよ」
という助産師さんの言葉に、
「ヨガってすごい」と思った記憶があります。

その記憶が何年も後に、ヨガへと進ませてくれました。


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この連休は、所属する友永ヨーガ学院の
「マタニティヨーガ指導者養成コース」に参加しました。

そのカリキュラムの中で、
その、思い出の黄助産院へ伺いました。
杉山先生は、まったく変わらない笑顔！！！
いったい、いくつなんだろう・・

息子も立ち会った下の子出産後すぐの写真


私のライフワークになっていることのほとんどが、
ここでの体験だなあと思い出しました。

身体を温めることの大切さを教えていただいたり、
陣痛の最中に入ったお風呂に、
質のいい精油を入れていただき、その効果に驚いたり、、。
（そのころはまだ、質の良いアロマは一般的ではなかったのです）

杉山先生の手が腰に触れると嘘みたいに陣痛の痛みが楽になる、、
そんな〝癒しの手”の不思議を知ったのもここでした。
（夫の手では、振り払うほど全然ダメでしたのよ）

みんな同じように言ってました。「あれは、魔法の手だね」って。
ヒーリング、、という言葉も、その頃知ったのじゃないかしら。

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出産後は、隣に寝かされた赤ちゃんの横で、
野菜たっぷりのおかずをお腹いっぱい食べて、
陽だまりの中でのんびり母乳を上げて、、寝て。
不思議な気がして、赤ん坊のほっぺをつついたり。
今思い出しても、輝く至福の時でした。

特に最初のお産が終わった次の朝、
目覚めた横に息子がいた時の光の感じ、、
人生で一番、神様に近い場所に居た気がします。

今回、その時お世話になった畳の部屋と分娩室も見せてもらって、
わーーっと思い出が湧いてきました。・・昨日のことのようだなあ。

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そして、このマタニティクラスの受講で、大事なことを思い出しました。

マタニティクラスのゲスト講師として
お話くださった出産ジャーナリスト河合蘭先生が
誘導してくださった「お産のイメジェリー」体験。
・・・・これは、
いまセラピーや、瞑想クラスで行っている「イメージング」と一緒じゃないですか。

当時の「イメジェリー」のイラストコピーを配られて、
わーっと記憶がよみがえりました。
ぜんぜん、うまくイメージできなくて、途方に暮れたことも一緒に。

瞑想誘導は、
ヨーガでもしますし、ヒプノセラピーでも、
インナーチャイルドワークでもします。
意識を内側に向け、変性意識となる誘導を色々体験しましたし、学んできました。
でも、わたしが最初に体験した”誘導瞑想”は、
30年近く前の、この「お産のイメジェリー」だったのです。
「三つ子の魂100まで」というコトバがありますが、
私が助産院で体験したことは、
思考では忘れていても、ジワジワと私の方向性を決めて、
ここに着地させてくれたんだな～と、感慨深いです。

そういえば同じ日に入院したお友だちは、
産後うつをヒプノセラピーで劇的に改善したのですが、
その体験のシェアは、後々、私をヒプノに向かわせました。
出過ぎるおっぱいには里芋湿布、
熱を出したこのアタマにはキャベツの葉っぱ。
身体のこと、食べもののこと、代替療法などなど、
出産と子育てが、運んでくれたことが、たくさんあります。


わたしの太陽（アイデンティティ）は
射手座（哲学・冒険）で、５ハウスにあります。

５ハウスは、元々は獅子座の場所で、
表現・創造・遊びのハウスですが、
同時に「子ども」の象意も、あります。

５ハウスは「生み出す」場所、
輝き燃える生命力を歓ぶ場所なのだ、と、
自分の太陽の意味を改めて感じました。

感慨深い、マタニティ指導者養成クラス参加でした。
息子の誕生から始まった27年半の冒険
（プログレス月の一周やね）が一周回って、
いまココに着地したと実感できた日でした。

黄助産院の杉山先生、イメジェリーの河合先生、
そして養成クラスを企画し、
担当してくださった友永の先生方、本当にありがとうございました！
一緒に学んだみんなも、心からありがとう♡♡♡

 

いつか、妊娠・出産周りのお母さんたちに
（妊活中の女性も含めて！）安心安全なヨーガが提供できますように。