「愛し愛されて生きるのさ」の満月と、東京緑の散歩

2020-10-03

綺麗な満月でしたね。

牡羊座の月と天秤座の太陽が
Asc.Dec.軸に。
月はキロンと合。
獅子座終わりの金星と
逆行牡羊座火星がトライン。

天低には、
魚座の海王星からセクスタイルの
山羊座ご一行(木星冥王星土星)さま

全体の配置をぼーっと見ていたら、
小沢健二さんの古い歌を思い出しました。

いつだって可笑しいほど
誰もが誰か
愛し愛されて生きるのさ
それだけがただ

僕らを悩める時にも
未来の世界へ連れてく

っていう、。

そう。

いつだって誰もが、
「おかしいほど」
求めあい、行き違い、行きつくところは、そこ。

そんな、満月っ。(雑)

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連続講座終わったので、
久しぶりに自然のパワーを
チャージしに、行ってきました。

半日で行けるところ、
というリクエストを夫に投げて、
午前中ヨガのクラスに出てから、
昼ご飯を食べて、電車に乗りました。

荻窪サロンから、
電車で1時間半くらいで行ける、秋川渓谷。

山歩きというほど大げさではないのだけど、
(民家がある歩道を歩く)
歩道の横には、清流が流れて
木々も元気で、人にはほとんど会わず、
自然を満喫できました。

途中、鈴を鳴らして歩く人とすれ違いました。

後で聞いたら、時々クマが下りてくるらしい。怖

こんな風景を横目に、テクテク。

空気が澄んで、空は広く、やっぱり気持ちいい。

そして、
そこここに、
この方たちが
迎えててくださる。

妖精のZIZI。

ここにも。

あそこにも、、
人の家の庭にも。

ZIZIwithゴミ箱。

ずーっと道のわきで、
見守ってくれる、たくさんのZIZI。

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歩いているだけで、

土・木々・水・植物・小動物と触れ合い、
交じり、包まれて一体化し、
詰まり固まった心身が、
ほっこり温まり、
ほどかれていくような気がします。

こんな風景や。

こんな立派な樹にも、逢えた。

風雨に負けないで
どっしりと揺るがない、強い強い根っこ。

そして、今日の目的地へ到着。

ZIZIたちの生みの親、
彫刻家の友永詔三さんの美術館です。

その名も、「深沢小さな美術館」。

友永さんは、
NHKの人形劇
「プリンプリン物語」の
人形作家としても、著名な方。

美術館の中には、
出演した人形さんたちが勢ぞろいしてます。

すごい迫力で、壮観です!

遠方から人形さんたちに会いに来て、
懐かしい人形たちに、
涙ぐまれる方もいらっしゃるとか。

私は、
大きなおさかなや、
魚人間や、
鳥人間の彫刻作品、
和紙を使った大きのこなどに、
ものすご~く心奪われました。

文句なしに、
とってもかわいいのだけど、
それだけでは、なくて。

甘い綿菓子のような少女の夢と、
根源的な畏れが同居しているような、
蠍座海王星世代風味(?)と
言えばいいのかなあ、。(違う?)

少女の頃には常に、
すぐ隣にあって馴染んでいたんだけど
今はもう忘れていた感覚、、、
そんな「あの感じ」を思い出しました。

田舎の中学生
(中二病か)が、
眠れない夜に、
サンダルで星空の下に出だら、
現実感がなくなりすぎて、
「ここ」と「永遠」が繋がっちゃって
怖くなったみたいな。

・・陸奥A子風味?(だから違うて)

ああ、そういえば。

ここに行った日は、
図らずも、
出生の月に、
進行(プログレス)の月が重なる、
「原点回帰」の日でしたのよ。

27年半に1度の巡ってくる、特別な日。

「本来の裸の自分に還る」気づきのとき。

ここで感じた、
懐かしく忘れていた感覚
・・掘り起こされて、
再び、深く刻まれた気がします。

このエネルギーが
内面で熟成して、
次のサイクルの元に、なるのでしょう。

隣接する喫茶室で、
おいしいコーヒーをいただいて、
おまけのスイートポテトと、
おまけのコーヒーお代わりを頂いて。

こんな風景を眺める幸せ。

本気でこの近くに
老後住もうかと、
夫と妄想してしまいました。

冬は凍結すると聞き、秒殺で挫けましたが。

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今は、「不自然なもの」に
囲まれる生活が、都会では普通です。

それは、
とても便利だったり、
効率が良かったり、
刺激や高揚をくれたり、
楽しかったりしますが、

知らないうちに、
心身には負担がかかっている。

だから、
やっぱり時々は、
不自然から抜け出して、
自然に囲まれて、心身をいたわってあげるって
必要だな、って思います。

そうそう。

ヨーガのポーズには、
「猫」「犬」とか
「ワニ」とか「ウサギ」とか、
「魚」とか「立木」とか「山」とか、、、
自然の中の生物を真似るポーズが、
たくさんたくさん、あるんですよね。

自然・生物が持つ生命力を
真似て取り込むためなんでしょう。

この日見たような「立木」に、
いつかなりたいものよ、、と
(バランスポーズ苦手)思います。

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おまけ。

吉祥寺に戻った時には
もう暗くなっていて、
夕飯食べてから帰ろうとなりました。

すてきな美術館の余韻を
壊したくなくて選んだのは、
久しぶりの「まめ蔵」のカレー。

(人形つながりの「くぐつ草」って手もあったのだけど)
夫と来たのは、いったい何十年ぶりですかね。

変わらず、おいしかったです。

楽しい、秋の休日でした!

【深沢小さな美術館】
https://matcha-jp.com/jp/7263

【吉祥寺まめ蔵】
https://retty.me/area/PRE13/ARE663/SUB1202/100000012981/

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