2020バリの旅備忘録① 占星術的バリの意味とアストロマップ

2020-02-06

約30年前に、結婚式を挙げたバリ。
「そうだバリ、行こう」
と思いついたのは2年前の1月。

下の娘が一人暮らしで家を出て、
夫婦2人と猫2匹の暮らしに戻った頃。

その頃は、
最初の出産から数えて26年半。

プログレスの月サイクルが、
もう少しで一周を終えるところでした。(P月1周は27.3年)

私は、プログレス月が、
アセンダントにあった時に、息子を生んでいます。

そこから始まったサイクルが、終わる。

そして、次のサイクルが始まる。

ハッキリとそんなことが、
ホロスコープに表れている時期でした。

それは、
インドの四住期の考え方で言えば、
「家住期」から「林住期」への移行。

「子ども家族中心」から、再びの「自分中心主義」に。

そして、家族という4人チームの
「おとうさんおかあさん」役から、再び、補い合うツガイの夫婦へ。

今まで長い時間をかけてできあがった
型や自動システム(手抜きだね)を終了し、
新しい型やシステムを作る時期がきていました。

さらに、
夫も私もそれぞれに、
極端にハードな星まわり(トランジット)と、
ターニングポイントになる時期(プログレス/ソーラーアーク)が
2019~2022年位に集中していて、
変化変容の刺激が断続的に入ってくるだろうことも、わかっていました。

大きな「転換」、
「破壊と再生」、
「粛清と再構築」を
後押ししてくるだろう、星の配置たち。

そのエネルギーを
無自覚のまま過ごして
外側からなにかを押し付けられるのではなく、
自ら意識的に進んで、切り替えていきたいと、思ってました。


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「変化」「切り替え」は、
穏やかではないことが、ほとんどです。

生物にとって
「それまでとは違う」ことに進むことは、
基本的に「不安定」になり「危機」なのです。

そのギリギリの状態が、
突然変異や「進化」を
生み出してきたわけでもあるのですが。

・・・たとえば、
芋虫は蝶になるため蛹になりますが、
蛹の中で死んでしまうことも、ままある。

小さなことでいえば、
進学や転職や引越しなども、そうですね。

脱皮後の甲殻類が、
とても柔らかく、とても弱いことご存知でしょうか。

・・子どもが小さな頃、
ザリガニとナマズを一緒の水槽で飼っていたことがありました。

ふだんはザリガニが優勢で、
長く一緒に暮らしていたのですが。
ザリガニは脱皮した直後、
ナマズに攻撃をしかけられたのか、死んでしまいました。

脱皮後の身体は、不安定で、とても柔らかかったのです。

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何が言いたいかというと、
転換点、変化変容には、
常に伸るか反るかの
危険が伴うということです。


そんな危険な時期が、
それぞれに断続的やってくる、ふたり。

そろって無事に、
バージョンアップしたいものよのー、と思う。

てなことで、初めに企てたのが、
2018年夏の終わりの史上最大台風の中の四国お遍路でした。

占星術的
四国お遍路旅~同行三人with冥王星

この旅では、
なにかが大きく活性化されたようで、
帰宅後、予想を上回る大きな浄化がやってきました。

あとで「シマッタ」と、思うほど、。笑

隠れていたモンダイが、
これをきっかけに、
様々な形で露呈してきたり、
それらのモンダイを通して、
共通認識がズレまくってしまっていることに気が付いたり。

始まってしまった浄化は、
化学変化のように止まりませんから、
長い時間をかけて、それに向き合いました。

必要なエネルギーを集めに、
たくさんの場所にも、出かけました。

林住期だもの、二人で瞑想したり。笑

ほころびを見つけては嘆き、
丁寧にそこを繕うような、
鉄骨の骨組みをガンガンたたいては、
劣化を確認して強化剤を入れ、
錆止めのペンキを塗るような、そんな作業を1年以上続けました。

面倒といえば面倒なことを
よくやったな、、と思います。私も夫も。

その作業は、
三次元レベルでは
ハードで面倒な悶着だったのだけれども、
魂レベルでは[体験]という学びと
進化の歓びを分かち合っていた、
そのことをふたりともわかっていたから、できたことだと思っています。

そして、話し合ってつくりあげた
新しいシステムのスタートは、
30年前に結婚式を挙げたバリでしようぜ!
というアイディアが、どちらともなく、生まれたのでした。


1989.4.バリで。

まるでワークのような、
しんどい浄化作業中に、
「ぶらさげた人参としてのバリ島旅行」が、設定されたのでした。

・・・前置き、ながっ!

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具体的な計画をはじめたとき、
真っ先に思い浮かんだんだのが、アロマセラピストの智恵美さん。

毎年バリのウブドに
長期滞在していることをブログを通じて存じておりました。

ずうずうしく助けを求めた私に、
とてもフレンドリーに、
リーズナブルなチケットの取り方から、
お勧めの観光地などなど、それは親切にアドバイスくださいました。

そして、ガイドさんのご紹介まで。

このガイドのSさんが、
最高のサポートをしてくださいまいした。

バリ案内役の智恵美さんと、
ガイドSさんがいらっしゃらなかったら、
このバリ旅行は、成り立たなかったと、感謝しています。

↑ ガイドさん指示のポーズで照れる。

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バリの日々は、
今思い出してもうっとりしてしまうのですが、
これは、私にとってバリは、
アセンダント×木星のラインが通る場所だということも大きいのだろうと思います。

アストロマップとは、
出生ホロスコープの情報を地図に落とし込んだもの。

出生の星や感受点のエネルギーが、
地球上のどこに干渉するかがわかります。

木星は、寛容・良心・繁栄、
拡大発展など、「幸運」を表わす星。

私にとってバリは、
「自分がありのままで受容され、
楽に楽しく豊かな気持ちで過ごせる場所」なのです。

◆アストロマップ◆

Astrodienst
サイトに
誕生データを入力すれば、
「トラベル」のところで、
どなたでもアストロマップが観られます。

ラインをクリックすると簡易の意味も出てきます。

ちなみに私のマップで、
バリ島を通る木星×アセンダントについては、
以下のような表記があります。

木星・アセンダント
最も快適に過ごせるエリアの一つです。 
自信にあふれ、人を信じることができ、
明るく楽しく情熱的な印象を与える ようになります。
自信、自由、誠実といった言葉が似合う
オーラに包まれる でしょう。
ゆったりと幸福に過ごせる場所であることは間違いありませんが、飲食には ある程度の節度が必要です。
食べすぎて太りやすい傾向があることを、
胸に 留めておきましょう。

***

ええ、体重増やしてきましたとも!爆
30年前のバリ島旅行時は、
アストロマップの手法は知らなかったのだけど。

年末年始に書いたオザケンとの星の「相性」のように、
意識していなくても、
星のエネルギーをしっかり感知して、利用していたのだな、と思います。

①は個人的×占星術的
バリ島旅行の前提を書いてみましたが、次回からは旅の備忘録となりま~す。

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